先日、マウスコンピューター(mouse computer)のノートパソコンを購入しました。
そこにメモリを増設したところ、作業が非常に快適!メモリの重要性を体感しました。
今回はその『メモリをどのように増設したか』を、初心者が実際に作業してくれた方にお話を伺ってという形ではありますが、できるだけ丁寧に書いていこうと思います。
メモリ増設作業
PCによってはメモリの部分に専用のカバーがあり、そこを外せば簡単に入れ替えられるものもあるのですが、マウスコンピューターのPCに関しては裏面のカバーを完全にはがす必要があります。
それでは実際に作業の内容を画像付きで紹介します。
まず、今回の手順は以下の通りです。
①底面カバーをはずす
②メモリを装着する
③底面カバーをつける
以上です。シンプルですね。
こちらが今回メモリを増設されたパソコンです。
PCのスペックはこんな感じ。
LBI7855M8S5W10 U103648572(N250WU / N252WUベースモデル)
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:インテル® Core™ i7-8550U
SSD:512GB
メモリ:8GB
PCの初期メモリは8GB。これに16GB足して、最終的に24GBになりました。
PCで動画編集などをしたい場合、8GB以上はあるといいと言われています。24GBもあれば、それに加えて様々な作業が捗りそうです。
そしてこれが使用メモリです。このメモリ選びですが、この世にたくさん存在するメモリの規格からドンピシャのものを用意しないと不具合が生じる場合があるらしく、なかなか大変なようです。
マウスコンピューターで直接購入したものに関しては公式HPにてメモリ規格を調べたりもできるようですが、今回のPCはビックカメラのアウトレット品なので調べてもよくわからず…という状況でした。
そういうわけで、一度底面カバーのネジを外して規格を調べての購入になりました。
カバーはどちらにせよ外すことになりますので、この方法がいちばん手っ取り早くわかりやすいのではないかなと思います。
というわけで底面カバーを取っていきますが、その前に青枠の『バッテリー』と『ダミーSDカード』を取っておきます。これらがついたままだとカバーが外れないため、特にSDカードは外し忘れないよう注意が必要です。
その後カバーについているネジをはずしていきます。どこまではずしていいか悩む方もいるかと思いますが、表面上に見えるネジは全て取ります。バッテリーをはずしたところにもネジがありますのでしっかり取ります。
また、ネジの中にひとつだけ短いものがあるので、チェックしておきましょう。
いざカバーを外すときは、イヤホンジャックのない側からはずすと上手くはずれます。イヤホンジャックの方から外そうとしても、イヤホンジャックのツメが引っ掛かり取れないそうです。無理に取ろうとすると壊れてしまうので慎重に作業します。
カバーを取るとこんな感じです。テンションの上がるかっこよさがあります。
先ほどの黄色い枠の中に、買ったメモリを装着していきます。メモリを装着する前には必ず金属やサッシなどを触り、しっかり静電気を除去しておきましょう。静電気を除去しないまま作業するとメモリのチップが破壊されます。とんでもないですね。
装着するとこんな感じになります!
あとはカバーとバッテリーを元通りはめ込んで終了になります。カバーは外すときとは逆に、イヤホンジャックの側から入れると入れやすいですよ。
ポイントのおさらいとしては、
●ネジの長さに気を付ける
●カバーをはずすときはイヤホンジャックのない方(当PCでは右側)から
●メモリを触る前に必ず静電気を除去しておく
です。
~おまけ~
そもそもメモリ(RAM)とは
『データを一時的に記憶してくれる部品』で、CPUはここから直接データを読み書きします。CPUというのは人間の頭脳みたいなもので、メモリはCPUの作業机といろんなところで例えられています。
例えば文章を打ったり画像を編集したり。PC上でアクションを起こすそのつどメモリは働いており、働けば働くほどPCの動作は重くなっていきます。作業机に例えると、せまい机上に作業に必要なものをどんどん出していくとあっという間に効率が悪くなってしまう・机が広ければ広いほど快適に作業が進められる、といった感じです。
メモリのデータはPCの電源を落とすと消えます。PCを再起動することで動作がスムーズになるのはそのためです。
ちなみに、メモリが記録したデータをディスクに書き込みPC上にしっかり保存しておく役割を持っているのがHDDやSSDです。
メモリ増設のメリット
最初からメモリ容量が大きめのPCを買うのもいいですが、自分でメモリをつけると思わずにっこりしてしまうほど安上がりです。
快適なPC環境を確保したい方はぜひ試してみてくださいね。