ハバスの『クリエイティブは世界の幸せのために』をコーポレートステートメントとしています。
その一環としてハバスでは、デザインシンキング(DesignThinking)を導入しています。
デザインシンキング(DesignThinking)とはなにか?
「デザイナーでもないのにデザインシンキング(DesignThinking)が必要なの?」
「デザインってセンスや才能が必要なのではないの?」
こんな風に思っている人が多いのではないかと思います。
世間一般的には、デザインというとファッションデザイナーやグラフィックデザイナーがするもので、その道で才能やセンスがあり、一般の人とはかけ離れた世界を創造するイメージが根付いているかと思います。
ですが本来、デザインという言葉には設計の意味が含まれています。
デザインシンキングは、もともとデザイナーが持つ発想やプロセスなどの手法を取り入れることで、モノづくりや経営のプロセスに反映するものです。
現在は、スマホデバイスを代表するようにユーザの消費者行動は、受動的だったものが能動的に変わり、今までのように企業目線で「モノ」を作ればいい時代は過去のものとなり、ユーザの視点に立ち、モノだけではなく「コト」を作る時代と言われています。
ハバスのスタッフは技術者が多く在籍するので、ロジカルシンキングで物事を考えると思われがちですが、デザイナー的な視点であるのクリエイティブな思考、すなわちデザインシンキングでの課題解決を心がけています。
技術者ゆえに、ロジカルシンキングのほうが得意というスタッフも確かにいました。
一見難しそうなデザインシンキングも、実はそんなに難しくないので、今ではロジカルシンキングとの両立は可能となっています。
ハバスが考えるデザインシンキングのマインド部分
【Havas DesignThinking Mind】
・ユーザ視点で考える
・オープンコミュニケーション重視
・アイデアは無限、1アイデアにこだわらない
・アウトプットから始める、まず作る
【デザインシンキングによる問題解決手法】
1,ターゲットの観察と理解(ヒアリング)
2,問題提議
3,アイデア出し(具現化表現)
4,プロトタイプ作成
5,検証と改善
このプロセスで行なうことでデザインシンキングは簡単に行なうことができます。
いちばん大切なのは、繰り返しプロトタイプを作成し、検証、改善を行なうことです。
「4」「5」を何度か繰り返し、「3」から行なうこともあります。
これからものづくりで必要になるデザインシンキング(DesignThinking)を取り入れてみることをおすすめします。
『クリエイティブは世界の幸せのために』