ブロックチェーン

スマートコントラクトのOracle

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Oracleと聞くとほとんどの方がデータベースを思い出すと思いますが、スマートコントラクトにおいてOracleはとても重要な役割を果たします。

現在のスマートコントラクトにおいて、自動契約の機能をまともに使用するには不完全なため、現在行われるほとんどの契約条件はブロックチェーン上にはありません。
生命保険契約を例にあげますと、生命保険の入院給付金を入院時に自動で払う機能を、スマートコントラクトで実装したいとします。

契約条件である入院をしたかどうかのデータが、ブロックチェーンにないため給付するかどうかの判断ができなくなります。
ここで働くのがOracleです。

Oracleとは外部データをブロックチェーン上に取り込んだり、ブロックチェーン上のデータを外部に発信したりする架け橋の役割をするソフトウェアやハードウェアを言います。

スマートコントラクトはこのOracleの働きにより、外部データを取り込むことが出来るため、ブロックチェーン上で契約を自動実行することが可能となります。

弊社のプロダクツである『WAKEMAE』もこのOracleを使って、仕入れ金額や各種経費のデータを取り込んでいます。

ここで重要なのはOracleが収集し取り込む外部データの信頼性と通信の保全が重要になってきます。
取り込む情報が正確でないと意味がありませんし、取り込むことが出来なけれれば、リアルタイムで契約を処理するのができません。

そのため、弊社では分散型Oracleネットワークをどう構築すればいいかの実験をおこなっています。
オラクルのデータ収集方法としてはREST APIと収集エージェントが利用できます。

インターネット上のデータの収集でよく使われるREST APIはアクセストークンやプライベートキーを発行しているか、通信はSSLを利用しているかなどのセキュリティチェックを行うことにより信頼性と安全性を確保します。

収集エージェントはセキュリティハードルが高い金融系のデータを必要とする場合、収集先からOracleへ専用プロトコルを通した片方向通信により信頼性と安全性を確保します。

より安全に確実にすることが出来るようになれば、将来的にはAIとの連携された外部データの利用など、世の中を変える大きな機能となりそうです。

もっと詳しい内容を聞きたい方は弊社へお問い合わせ頂けましたら幸いです。

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